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離婚裁判は争点の整理と証拠の提出が行われます

離婚裁判を開始する前に、裁判がどんな風に進行していくのかを理解しておいた方が、適切に対応する事ができます。先ずは訴状を裁判所に提出する事からスタートしますが、訴状の作成方法が分からない場合は弁護士を頼ると便利です。基本的に多くの方は離婚裁判を開始する前に弁護士に相談をしている筈ですから、相談をした弁護士を頼れば、特に問題は起きません。その後は裁判に必要になる費用を用意して、訴訟費用を裁判を起こす側が先ずは負担する事になります。訴えの提起が裁判所に認められた段階で裁判所から第1回口頭弁論を行う日時を知らされますから、その日時に出廷をして離婚問題を争っていく流れです。口頭弁論では訴状を読み上げてから、被告側が作成した答弁書を読み上げていく事になります。そして訴状と答弁書の争点を整理していき、スムーズに弁論ができる環境を作ってくれます。原告は訴状の内容を証明する証拠を提出する必要があり、被告からは原告側の証拠を否定する為の証拠の提出を行っていきますから、入念に準備をした方が有利に離婚裁判を戦える事になります。

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